ADという仕事

皆様はじめまして。

「マツコの知らない世界」を担当している、7月入社のADです。
以前は違う制作会社でこの番組のADをしていましたが、ご縁があり、UPに入社させていただくことになりました。

早いものでこの仕事に就いてもうすぐ3年、現在の番組に至っては2年目になります。このブログを書いていて、大学を卒業してからもう5年くらい経っているのだと現実を突き付けられ、自分自身、とても驚いております。

この仕事に就いてからは、良い意味で、“ギャップ”を感じる日々。

まず、職場の雰囲気が明るいこと。テレビの世界だからと、当然に思う方も多いかもしれませんが、『裏方のお仕事はピリついてたりするのかな…』と心配していた私は いい意味で驚かされました。
配属される番組それぞれに 番組のカラーがあり、慣れるまでに時間はかかりますが、上司の手厚いサポートやADたちで協力しあって楽しく仕事をすることができています。

あとは、仕事の幅が広いこと。入社前は『常にカメラを持って全国各地に飛び回る!』というようなアクティブなイメージでしたが、ロケの仕込みや資料作り、先方とのやりとりなど 意外とデスクワークが多いことにとても驚きました。仕事量は多いかもしれませんが、様々な体験ができるのはADという仕事ならではなのかなと思います。

さて、テーマとしてかなり安直ではございますが、
この仕事に就いて良かったことをお伝えします。

①  様々な“世界”を知れること
番組名の通り、「“知らない世界”を知る」ということで、番組を作る中でとにかく発見や出会いが多いです。特に、行ったことのない場所や知られざるグルメを知れるのは 経験としてとても楽しいです。ゲストさんはそのモノやコトについて本気の方々ばかり。自身の言葉で知識や愛を語ってくださるので、聴いていてとても楽しく、驚くことばかりです。

写真:埼玉に買い出しに行った時の『小前田(おまえだ)駅』。
趣が感じられる素敵な駅だったので思わず撮影しちゃいました。

②  チームで作り上げたものが褒められること
見てくれた友人や家族から「面白かった!」など、感想を聞くたびに『この仕事をやっていて良かった』と嬉しくなります。私が貢献できている部分はごくごく一部ですが、それでも関われている人間としては嬉しいことです。個人的に一番嬉しかった事は 担当のディレクターさんに自分が撮影した映像を褒められたことです。

③  番組を楽しみにしてくれている方々がいること
取材協力や出演依頼をした際に、「いつも楽しく見ています!」や「協力できて嬉しいです」などと言ってもらえることが多く、素直に嬉しくなると同時に 今まで番組を作り上げてこられた皆様やMCのマツコさんは本当にすごいのだなと思います。そんな愛されている番組に所属できていることを誇りに思います。

お笑いが好きで お笑いに関わる仕事がしたい!と飛び込んだこの業界。世の中仕事は様々ありますが、『この仕事でしかできない経験』を積み、楽しみにしてくださる視聴者の方々や皆様のために精進していきたいと思います。


写真:担当収録を終えた達成感が伝わる一枚。23:00。

TOP