入社1年目。今は、ドラマのAPとして2つ目の作品の準備期間です。
「観た人の世界を明るく照らせるようなドラマを作りたい」
いつしかそれが私の夢でした。
ずっと憧れていた世界に足を踏み入れて、わかったことがあります。
当たり前だけれど、ドラマを制作するというのは、仕事で、生活です。
部外者から見れば非日常的に思える空間も、仕事場であり、生活の一部です。
初めてのことでも、苦手なことでも、確実にこなしていかなければ現場は成り立ちません。
でもだからこそ、みんながそれぞれ本気で取り組んで、最高の作品ができるのだと。
時には、自分の弱さや不甲斐なさと直面して、「自分には向いていない」と投げやりな気持ちになることもありました。
自分がしている仕事が本当に自分がやりたいことなのか、不安になることもありました。
でも、ひとつひとつの小さな仕事で、作品ができている。私の中の小さな成果が、作品を構成するひとつのパーツになる。
その分プレッシャーももちろんありますが、すごくやりがいのある仕事です。
今は、夢として思い描いていたものを現実的な目標に組み立てている最中です。
初めに志したときの気持ちを忘れずに、それを現実に叶えられるように、目の前の自分の仕事を全うしていこうと思います。