ショートケーキは背中から

ドラマ映画制作事業部 プロデューサーの栃原です。
2回目のブログ投稿ですが、前回に続き今一番オススメしたい新作を紹介したいと思います。
読書は今の仕事を続ける上でとても重要視しており、習慣化することは永遠の課題です…!

ショートケーキは背中から
平野紗季子/著

社会人になり、この業界で仕事を始めてからは特に
様々な感情や出来事が食事シーンと一体化し記憶として残っています。

深夜までの撮影後、一人で飛び込んだカウンターだけのビストロ
大失態した後のスイーツ店
今後を語り合った煙まみれの居酒屋
明け方に光っているマルエツプチとコンビニ
食をもっと楽しめるようになる=生きることを楽しめるようになる
上記の本は自分のと向き合い、「生活」を実感できるとても満足度の高いフードエッセイです。
楽しくタイトルのセンスにも圧巻で勉強になります。

普段は仕事上小説を読むことが多いですが、自分の心が一番読みたい本、気になる本を読む時間も大切にしています。
食が大好きな人もそうでない人も、ただ生きているだけの日々にこそ、ぜひ時間を作って読んで欲しいと思います。

そして、これは偶然で後から知ったのですが…
この本の帯デザインは数々の名作映画ポスターを手掛けるアートディレクター<大島依提亜さん>なのです。
大好きで、いつか自分がプロデュースした映画作品のポスターをお願いしたいと思っています。

大島さんが手掛けたポスターデザイン

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