プロデューサー 津島

約2年ぶりにブログ担当が回ってきました。
なにを書こうかなと悩みましたが、今の自分の4つの立場と、それぞれの立場で意識していることについて書きたいと思います。

プロデューサーとして
NHK「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」を担当しています。
https://www.nhk.jp/p/ts/ZV9LQ94Z3R/

特番時代は、森田社長と一緒にP業務を担当していました。(今となっては考えられない)
今は番組全体の管理者として、全体の予算の管理、番組継続に関する手続き等を行なっています。
あとは企業案件だったり、特番だったりをいくつか担当しています。

プロデューサーとして意識していることは「余力を作ること」です。
目の前の仕事でいっぱいになり余力がないと、新しい仕事は受けられません。会社の屋台骨となるような大事な案件を逃すかもしれません。自分のキャパシティを知って、仕事の配分を考えることが大事だなと思ってます。

部長として
部長のお仕事は、部の予算管理、勤怠把握、新規案件営業、採用活動など多岐にわたります。
私が所属しているバラエティ制作2部は、皆さんとっても優秀なので、私の出番がないくらい、しっかりとお仕事してくれてます。

部長としては「コミュニケーションを取ること」を意識しています。
現場に入るとなかなか時間も取れないですが、なるべくたくさん¬コミュニケーションを取るようにしています。
スタッフ一人一人がどんな目標を持ってお仕事しているのか、どうすればその目標を叶えられるのか、しっかり向き合っていきたいです。

執行役員として
現在UPでは働き方改革を進めており、その担当を務めています。

労務 教育 採用 キャリア 多様性
の5つの柱を立て、それぞれの課題に取り組んでいます。

映像業界でこれを浸透させるのはなかなか骨の折れる仕事です。
でも、これを成し遂げられるのはUPしかない!と信じています。みなさんご協力お願いします。

執行役員としては「ビジョンを明確にすること」を意識しています。
明確な指針を示して、それに到達するための道筋を考える。
仕事全般に言えることですが「いつまでに、どんな状態にしたいか」を明確に示さないと人は動いてくれません。
「なる早で」→「○日○時までに」等、全員が同じ意識を持てるような指示ができるように心がけています。
まだまだ足りないところもありますが、それを自覚して、一つずつ着実にこなしていきたいと思います。

母として
最後に。
2021年8月に長女が誕生しました。昨年育休を取得し、今年4月に復帰しました。

母親として「いつでも機嫌良くいる」ということは心がけようと思ってます。
会社でも家でも、機嫌が悪い人が1人いるだけで空気が悪くなります。「自分の機嫌は自分で取る」は、会社だけじゃなく家庭でも同じように大切です。(という理由でお菓子食べたりカフェ行ったりしてます)

あとは、「親になっても映像業界でお仕事がしたい!」と思う人たちに向けて、ちょっとだけアドバイスできればと思います。

「とにかく生き急ぐ」
出産するまでに、たくさん番組を経験して、とにかく場数を踏みました。
全てのことに主体性を持って取り組むことで、いろんな筋肉をつけられたなと思います。
ぼーっとしていると、あっという間に先輩の背中は遠くなり、後輩にどんどん追い抜かれます。自分が納得するまでしっかりキャリアを築いて出産を迎えられたことはよかったな、と振り返ってみて思います。

それぞれの人生、いろいろな生き方があると思います。
どんな生き方を選んだとしても、それに寄り添える会社でありたいと思っています。

最後に…
私がこの会社に入ったばかりの頃に当時の上司から言われて、ずっと大事にしている言葉があります。

映像がこの世からなくなっても、誰も死なない。
絶対に必要な仕事じゃないからこそ、「私はこれをやりたい!」という主体性を持たないと。

本当にそうです。
このブログを読んでくれた方が、映像業界で楽しく働いてくれたら嬉しいです。

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