バラエティ制作事業本部 制作3部 ディレクターの小林です。
中途で入社し、まもなく2年を迎えます。
TBS「THE神業チャレンジ」、
YouTubeテレ朝動画「まいにち大喜利」を担当しています。
H2 特殊な番組
小さい頃からテレビっ子でお笑い系のバラエティ番組ばかり見ていた僕ですが、
それは今も変わらず。
録画したバラエティ番組を見ながら晩酌するのが至福の時です。
入社して程なくして「まいにち大喜利」を担当させてもらえることになりました。
好きな番組を担当できるかというと、必ずしもそうではなく
制作会社なら尚更、一期一会です。
大喜利番組という“純度100%のお笑いどストレート番組”…
収録は毎回笑い疲れる夢のような番組です。
担当して思ったことは大喜利番組は“かなり特殊”だということ。
なぜならば、通常の番組だと綿密に会議を重ね、
制作側の理想の流れを台本上に落とし込み、いわゆる撮れ高を想定できます。
しかし、大喜利番組はメインとなる大喜利の回答はもちろんコントロール出来ないため、演者次第。
分かりやすく言えば、保険がない。
そのため、一見、演者任せに思えるかもしれませんが、全くそうではありません。
大事な事は「企画×キャスティングの化学反応をいかに生み出せるか」。
抽象的な表現にはなってしまいますが、つまりは「空気感」。
演者の方々に良い空気感を提供することが重要だと思っています。
例えば、関係性がある芸人さん、あるテーマに特化した括り、対決構図など一工夫するだけで演者さんもやりやすくなり、一気に現場が盛り上がります。
実際に、予想だにしなかった爆笑展開が生まれた瞬間を何度も目の当たりにしました。
(もちろん、芸人さんの実力ではあるのですが…)
結果、これまでの収録で面白くない回は一度もありませんでした。
H3 子育てとの両立
ここからは私生活の話ですが
僕は現在33歳、2児のパパです。
長男が2才、次男が0才で妻が育休中のため保育園難民です…。
約2年、毎日育児をしている妻には感謝しかありません。
先ほど、録画した番組を見る…と書いたものの
子供が産まれてからはそんな余裕もなく、HDDがパンパンです…。
今が一番大変な時期ですが、なんとか両立出来ています。
その理由が「テレワークの普及」。
コロナ禍が収束した後も
このテレビ業界にはテレワーク、リモートの文化が完全に定着しており、
かなり働きやすい環境になったと感じています。
そんな中、毎日訪れる最大の山場が「お風呂」。
0才と2才を1人でお風呂に入れるのはほぼ不可能なのです。
特に冬はきつい!
もちろん毎日テレワークとはいかず、
出社して帰りが遅くなることもあります。
それを見込んで
数年前、妻の実家の近くに引っ越すことを決意しました。
帰りが遅くなる場合は、妻と子どもは実家にお風呂に入りに行っています。
通勤には1時間半以上かかりますが、
そんな犠牲は子供の顔を見れば屁でもありません!
(テレワークも多いし、実は電車移動でバラエティ番組を見れることに気付いた…)
忙しいイメージのテレビ業界ですが、
育児も両立出来るんだぞ!ということを知ってもらえたら嬉しいです。