バラエティ制作局 制作2部ディレクターのオサキです。アラサー女子です。
せっかくなので私が女性ADさんからよく受ける相談について書こうかなと思います。
私は普段は子供番組を担当していますが、お手伝いで初めましての現場に行くこともあります。
そういう現場では「女性のディレクターさんにつくのは初めてです。」とADさんから言われることもしばしば。
それぐらい、ディレクターはまだ男性の方が多いんですね。
しばらくして打ち解けてくると、
女性ADさんから
「ディレクターにはなりたいけど、結婚・出産を考えるとディレクターになるのを迷う」
と相談されることが多々あります。
どこの現場に行っても毎回誰か1人は言ってくるぐらい悩んでいる女性ADさんが多いです。
子育てしながら地方の泊まりロケや遅くまでの収録をこなすのは本当に大変だと思います。
この業界にいる女性なら誰もが直面する悩みかもしれません。
これから入ってくる皆さんや、在籍している女性ADさんの中で、
もし「ディレクターにもなりたいし、子育ても両立したい」と思っている人がいるなら
今は予定がなくても、周りに自分の理想をアピールし、知ってもらう事がとても大事だと思います。
「今は予定がなくても」というのが大事なポイントで、
子育てに限らず自分のやりたい事や考えを普段から周りに共有しておくと、
周りが良い方向に導いてくれることも多いです。笑
番組によっては、ロケにあまり行かない番組や、リモートで編集を行う番組もあります。
普段から共有しておくことで、
自分の理想のスタイルで働ける環境を築くことができるかもしれませんし、
お手本になるような人に出会えるかもしれません。
コロナの影響を受け、働き方が急速に変わってきました。
実際、今担当している子供番組ではリモート作業に移行した上で、
「デザイナーさんへの電話はお子さんの保育園のお迎えの時間帯までに済ませる」など暗黙のルールがあったり、
「木曜は晩ご飯担当なので打ち合わせは17時まで」とか
「来週、子供の運動会なので午前中不在」などそれぞれのプライベートもよく相談しています。
今後ママさんディレクターが増えれば、自分たちでもっと働きやすい環境を整えたり、
もしかしたら自分たちで、世の中のママさん達の共感を得る面白い企画を作る事もできると思います。
↑↑↑↑↑ 特に載せる写真がなかったので資料の上で爆睡してるうちのねこ ↑↑↑↑↑
よく受ける相談の子育てとの両立を例にあげて書きましたが、これに限らず
ディレクターをやりたいと思っているADさんには
どんどんチャレンジしてもらいたいと思うので、
ADさんのうちからやりたい事をアピールしといた方が、
やりやすい環境になるかも!?
というお話でした。
最後に。
私は独身なので、子育ての苦労も知らないで!と思った方がいたらスミマセン。笑