番組を制作するにあたり、欠かせないのが“シミュレーション”
体を使う体力系、トークのみでも内容の展開をシミュレーションし
そこで得た事を活かして制作していきます。
ここ数年前から「コンプライアンス」の時代になり
ひと昔前のはちゃめちゃな番組がなくなりました。
「危険だな〜」と思いながらも、ゲラゲラ笑って見ていた私としては
今は守りに入った番組制作になったようで残念です。
ただ、後日談として“あの時、〇〇で死にかけた”とか“〇〇だったからケガしてて…”とか
TVで話されているのを見ると、危険な目に遭ってたんだと。
弊社も他人事ではなく、体を張った企画の番組を制作する事もあり
必ずシミュレーションは必要で誰もケガする事なく、楽しい放送になるよう頑張ってます。
シミュレーションはほぼADやディレクターでまず挑戦し、高度なものは
スタントマンや専門分野の方にお願いし様子をみます。
このシミュレーションでの結果は本当に大事で、番組が成立するか?楽しくなりそうか?
視聴者が観入るか?など先々に影響してきます。
■これからは?!
少し前に
音楽番組のSPに“90年代メドレー”とか毎回入っているのは
視聴率が上がるから…みたいな事を聞きました。
80年90年代メドレーに加え、確かに昔のアイドルが歌唱してる、なるほど!!
音楽番組も一時よりは減り、最近少し増えてきましたね。
コンプライアンスが問われる時代ですが、バラエティも
ひと昔前のバラエティに少しだけ近い番組が制作できるようになるといいな〜っと
個人的に思っております。
↑ADさんのシミュレーション
協力会社の専門家の方と話し、展開など先読みして動きます。