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大ヒットした韓国映画の日本ロケ

コーディネーター 金 仁泳

こんにちは!
映像事業本部 映画・ドラマ制作局 プロダクション1部 国際課の金仁泳(キム インヨン)と申します。
普段は、海外作品のロケコーディネーターをしています。
ロケハン・撮影準備・翻訳・通訳などが主なお仕事です。
今回は、映像制作に於ける少し特別なお仕事をご紹介したいと思います。
では、参りましょう!

韓国映画の日本ロケ

私は、やはり韓国関連のお仕事が多いです。
今まで、様々な韓国の映画・ドラマ・コマーシャルなどに関わってきました。
通訳はもちろんのこと、企画書や台本・絵コンテなどの翻訳もします。
そして、ロケハンも!
関わった数々の作品の中で、記憶に残る作品を少しご紹介したいと思います。

その作品とは、「다만 악에서 구하소서(悪より救い出したまえ)」という作品です。
2020年8月5日に公開され、興行収入1位を獲得、順調に成績を伸ばしています。
近々、日本でも公開されるそうです。楽しみですね〜。

昨年の2019年6月から準備を始め、9月から約2週間、東京近辺でロケをしました。
ロケ地としては、日本を始め、韓国・タイの3カ国で撮影を行っています。
私は当然、日本ロケを担当。東京の様々な美しい場所を探し廻りました。
何十カ所をロケハンし、次々とロケ場所が決まり、撮影準備も順調に進んでいきます。

いざ撮影開始!


主人公のイメージに合わせ、携帯電話を変えたい!しかし、代わりの電話がない!
急遽、私のガラケーが借り出されたりもしました。


昔ながらのお店や綺麗な風勢が漂う日本家屋など、一番、日本的で美しい場所などをを探しました!

日本の現場と韓国の現場


韓国の映画制作現場は、日本とは少し違って、台本で撮影を行うことは、あまりありません。
日本のドラマや映画では、割り本という物があります。
割り本とは、監督が予め、カット割りやカメラのアングル、役者の動き、そのシーンで使う特機(レールやイントレなど)などを細かく書いておく台本のことです。
その監督の台本を、その日の撮影分だけコピーし、全スタッフに配り、情報共有をして撮影を行います。

しかし、韓国の現場は、絵コンテでほぼ全ての情報を共有し、撮影を行います。
少し自由がきいて、現場のコンディションにより、別の方法で、別のアングルで、別のお芝居で撮影を行ったりもします。
カット割もその場で、監督・撮影監督(カメラマン)・照明技師などのメインスタッフが会議を行い、決めていきます。

すごいスタッフとお仕事ができた!

海外の作品と関わると有名なスタッフとお仕事ができたりもします。
私は、何年か前に「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督とお仕事をさせて頂きました。
そのことは、誇りに思っています。

今回の作品の撮影監督は、「パラサイト 半地下の家族」の撮影監督で、私自身も是非一緒にお仕事をしたかった方なので、楽しくやらせて頂きました。
無茶なリクエストもされたりもしましたが、いい映画を作るために、力一杯頑張って答えようとしたり。
ワクワクしながら現場をやっていたのを今でも覚えています。

2週間の撮影。長いようで短い期間でしたが、何ら事故なく無事に終わり、日韓の全スタッフが集まって集合写真を撮って、お互いを称え合ったことは、楽しくて良い思い出として心に残っています。


見送り


全ての日程が終わり、羽田空港まで見送りに行きました。
私たち、日本チームは、ここで終了ですが、韓国チームは、羽田からタイのバンコクへ旅立ちました。
役者・スタッフが出発ゲートに入るのを最後まで見届け、握手を交わし、エールを送って全てが終了です。
振り返ってみると、大変な撮影現場でしたが、またどこかで、また良い作品で会うことを約束して送り出しました。

如何でしょうか?
国内の制作現場とは少し違う、ちょっと特別な海外作品の現場を谷間見れたのではないしょうか?

今のご時世、大変なことで海外の仕事が出来ていませんが、来年こそ、今年出来なたった分、精一杯楽しくお仕事ができたらと思っています。

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