はじめまして。
好きなものはジンジャーエール、苦手なものは直射日光、
栗脇るか、
はたちです!
最近は
フジテレビの関ジャニ∞クロニクルF、あとは新しいYouTubeの企画と、たまに特番などで働いています。
普段は、るっきゃんとか
あとはガキンチョとかクソガキと呼ばれることが多いです。
ひどいあだ名!!!(笑)
に見えますが、
先輩後輩関係なくあだ名を付け合うくらい
フレンドリーな現場にいます!
いきなり、ブログの順番です!!とメールで言われて、
何を書いたらいいか分からず…
ただ、このサイトを学生さんが見ているらしいと誰かが言っていましたので、
参考にならないかもですが、わたしがこの仕事を選んだきっかけと、
仕事をやっていて思うことについて、お話ししたいと思います。
文章があまり得意ではないので、、、読みずらかったらすみません!
【このお仕事を選んだきっかけ】
■エンタメに溺れた高校時代
私は高校を卒業した後すぐからここでお仕事をしているので、
今、入社3年目になりました!早い!!!早すぎた3年!!びっくり!!
15歳の私は
『大学に行く気がないのに、したくもない勉強で時間を無駄にしたくない!』と、
自由欲しさに、親の反対そっちのけで通信制の高校をチョイス。
学校は週に1回でよかったので、
他の日はアルバイトと、
大好きなテレビドラマや映画や読書や音楽に溺れる時間に溶かしていました。
▼時にはロケ地巡りに、はるばる福岡まで行ったりも!
ちなみにここは『図書館戦争』という映画のロケ地になった、
“北九州市立中央図書館”という場所です。
……今はもうこんなジャンプはできません。
今振り返ってみると、
いろんな作品にまみれていた日々が、このお仕事を選ぶ最初の入口だったのかなと思っていたりします。
■ハジマリはライブ配信
私のこども時代は、
Eテレより民放のドラマやバラエティばかり見てました。
テレビは元々大好きだったので、多少興味はあったんですが、
17歳の冬、とあるライブ配信を見てから制作のお仕事を目指すようになります。
そのきっかけになったのは…
2018年にフジテレビで放送していた『海月姫』というドラマです。
https://www.fujitv.co.jp/kuragehime/index.html
平日の真昼間、誰も見てないような時間帯に、
ドラマの撮影風景がずっと配信されていました。
ちょうどその当時夢中になっていたドラマだったので、
かじりつくように何時間も見てました。
テレビでいつも見ているあのシーンはこうやって撮っていたんだ!とか、
ここはこういうセットになってるんだ!とか、
スタッフさんはこんなふうに現場で動いているんだ!とか、
たくさんの発見があってワクワクしたのを覚えています。
配信は数日間続けてあったんですが、
毎回欠かさず見ているうちに
“私もこのテレビの向こう側のチームに入るぞ!!!”と思い立って、
制作のお仕事を選びました。
【仕事をやっていて思うこと】
■此処は、おもしろい人しかおらん!
前述の通り、ドラマに憧れてこの世界へ飛び込んだはずなんですが、
私は入社してからずーっと、バラエティ番組を担当しています。
これはこれで楽しいこと多いし、バラエティの世界ならではの経験もできたと思っているので、
今になって振り返るとよかったなぁと思っています。
バラエティの現場には、
おしゃべり上手でキャラの濃い先輩や後輩や同期、
腕筋肉がめちゃくちゃかっこいいカメラマンさんや
おしゃれな音声さんなどなど、
超絶過密スケジュールをこなすタフな技術スタッフさん、
仕事鬼早い美術さん、チャーミングな衣装さん、
企画にご協力いただいた優しい企業の皆さん
などなど、
関わる人がたくさんいます!!!!!!
言い方が間違っているかもですけど、、、、
みんなちょっとずつ“強めのクセ”があって毎日楽しいです!
一個の番組を作るのには、たくさんのプロが関わっていて、
みんなが全力で頑張っているので、
私も何か助けになれるようにできることをがんばらねば!といつも思います。
■私、何やってるんだ??
たまに、仕事をやりながら自分で自分に可笑しくなっちゃうことがあります。
自分よりでかい段ボールを抱えて渋谷を練り歩いてる時とか
台車にたくさんの洗濯物を詰めて街を歩いている時とか
ひたすら臭い匂いの靴下を作る時とか
ありえない量の缶詰でボーリングしてる時とか
徹夜でたくさんの種類の液体で氷を作っている時とか
オカモチを運んでいる時とか
女装グッズを買いに行っている時とか
百均に売ってるシャボン玉液を全部買い占めたりとか、
ふと我に帰ると、変なことしてるなあと、思います。
それも楽しかったりするのですが、
忙しくて寝不足になってくると、
『なんでワシらこんなことしてんねん!』って叫び出したくなる時もあります。
そんなしんどい仕込みの日々もありますが、
バラエティのロケは、“大変だけど楽しい”です。
小道具の、値札をつけられてうれしそうな後輩・くれはです。
かわいい。
■昔のテレビはすごかった!!!!!?
↑これはよく、私と一緒の番組のディレクターさんがよく言っている言葉です。
私たち2000〜2001年生まれの代は、テレビ全盛期に幼少時代を過ごした最後の世代です!(と勝手に思ってます)
当時はYouTubeよりも圧倒的にテレビ、
学校行ったら昨日のテレビの話をするのが当たり前。
イケパラ
花男
メイちゃんの執事
Q10
ヘキサゴン
ペケポン
はねるのトびら
ピカルの定理
レッドシアター
…などなど、
みんながテレビを見ていたし、
テレビに出ている芸人さんのギャグや流行ってるドラマのセリフの真似をしていました。
カラオケで「恋のヘキサゴン」とか「イケナイタイヨウ」とかを歌うと、
私たち世代は懐かし〜〜〜!!って盛り上がって
▼一緒に働く同期とカラオケ行くとだいたいこんな感じになるんですが
今の小学生のみんなは、大人になった時に、
「あの番組懐かし〜〜〜!」とかいって盛り上がることないのかなあ。それはなんか寂しいなあと思っていました。
実際、私の地元の同級生はまだ現役大学生もいるんですが、
おうちにテレビ置いてないです!みたいな子、マジでたくさんいます。
が、しかし、
意外とみんな、見逃し配信というのを使って
ドラマやバラエティを見ているみたいで、
もちろんYouTubeも未だ根強い人気だとは思うのですが、
TikTokで、キラキラJKが芸人さんのモノマネ動画あげてるのをみると、
テレビって意外と今でも身近で人気なのかも!???と思っていたりします。
■意外とオワコンじゃないのかも?
昔はみんなが決まった時間にテレビの前で待機していたけれど、
今は個人がスマホを持っていて、
好きな時間に好きな番組を選べるということなのかなと思います。
それってもしかしたら、
見つけてもらえる機会が増えたってことなのかもな〜という風に思っています。
そんなわけで、
オワコンって言われちゃってますけど。
もしかしたらそうなのかもって思ったりする日もあるけど。
映像という広い畑で見ると、
やっぱりテレビに携わる人たちの技術は一流だと思うし、
確かにお仕事をしていて苦しいと思う場面も多々ありますが、
そんな一流の職人がたくさんいる場所で学べることは有意義だと思うし、
テレビのお仕事を選んでおいてよかったなぁと思っています。
わたくしは願わくば、今のこどもたちが20年後くらいに、
『これTVerで見てたわ〜〜〜』とか『この動画ハマってたわ〜〜〜』と言ってもらえるような
誰かの記憶に残る作品のお手伝いを今後していきたいです!
そして常々、日本は狭すぎる!と個人的には思っているので、
ある程度歳を重ねたら、海外に移住して、
そこでもっと大きな作品に携わるのが私の野望です!
そのためにこれからも、修行がんばります!!!
以上、最近のわたしの頭の中でした。