映像制作という底なし沼

デジタルコンテンツ制作事業部の玉田です。
僕は主にYouTube動画やweb広告の編集を担当しています。

2023年7月現在、業務の99%を自宅で行なっており
今も新潟の自宅のデスクに座り
映像制作の仕事に興味がある、あなたへ向けてこのブログを書いています。

■「ありがとう、またあなたに任せたい」と言われる自分でありたい
僕はこれまで様々な業種を渡り歩いてきました。

18歳:「カリスマ美容師に俺はなる」そう心に決め上京。
20歳:「ついに美容師だ!」朝から晩までひたすらにシャンプーをする日々
22歳:「美容師もう無理!!」美容師を辞め、焼き鳥屋に就職し毎日焼き鳥を焼きまくる日々
24歳:「なんか他に向いてる仕事あるのでは?」5カ所で掛け持ちをするフリーターの日々
26歳:「茶人ってかっこいいな…」日本茶専門カフェでお茶を淹れまくる日々
28歳:「なんか面白そうだな〜」映像制作業界へ。
32歳:現在

我ながら恥ずかしい転職回数ですが、、
どの仕事でも「あなたにまた任せたい」と言われる仕事を心掛けてきました。

■「マジで舐めてた、、」激動のAD時代
「面白そうだな〜」くらいのとても軽い気持ちで飛び込んだテレビ業界
これまで一切パソコンを触ったことがない僕には、どんな業務も大変なものでした。
メールを1通送るのにも一苦労するレベルで編集ソフトなんてもってのほか。

ADの仕事は思っていた以上に地味なものが多いです。
企画に必要な情報をリサーチし、ロケ場所を仕込み、ロケ弁当を発注し、機材を運び
撮影の雑務をこなしてクタクタの状態で片付けをし…
また、次の企画のリサーチをする。

疲れた…眠いなぁ…

「あれ…何が楽しいんだこれ」

入社して2ヶ月ほどを過ぎた頃は楽しさを見出せずにいました。
しかし、初めて担当した番組が放送を迎えた日

「あ、エンドロールに俺の名前ある…」

初めての放送回で僕がしたことと言えば
小道具の買い出しやカンペの用意くらいでした。
ただ、それでも自分が番組制作の一員になれたことに喜びを感じました。

「ディレクターになったらもっと嬉しい、もっと楽しいだろ!」

単純な僕は、その日から1日でも早くディレクターになるために
苦手なパソコンに向き合い、編集ソフトの勉強をし
入社して半年が過ぎた頃にはディレクター並に編集ソフトを触れるようになっていました。

月日は流れ2年目、当時担当していた番組の
1分間のミニコーナーの編集を任せてもらいました。

肩書きはAD

でも気持ちはディレクターになったつもりで編集を始めました。
たった1分のVTRに5時間くらいかけて仕上げました。

自宅のソファに座り、テレビの電源を入れ
缶ビールを開ける。

そして

テレビから自分が編集した映像が流れた時、これまで感じたことの無い喜びが溢れました。
何万人も自分が編集した映像見てるってすごい!!って興奮が止まりませんでした。

僕が映像制作にハマった瞬間でした。

翌日出社すると
「また来週のミニコーナーも編集よろしく」と言ってもらえました。

■「ありがとう、またあなたに任せたい」と言われる自分であり続けたい
現在、様々なYouTuberの動画編集やweb広告の編集をしています。

クライアント様の喜びの声、コメント欄の「面白かった!」の声
自分の仕事で誰かが喜んでくれて楽しんでくれるのは本当に嬉しいものです。

でも、1番楽しんでいるのはその動画に最も長い時間をかけて向き合っている自分なのです。

編集しながら笑ってしまっている自分が1番楽しんでいるんです。
ニヤニヤしてるんです。

これ、ハマったら抜け出せないんです
映像制作に少しでも興味があるなら、やってみて欲しいなぁ…

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
僕はそろそろ仕事に戻りますね

さ、今日はどんな動画に仕上げよう?

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