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若手ディレクターの仕事術

ディレクター 関根欧介

今年で入社8年目になる 制作一部ディレクターのせきねです。

TBSテレビ「マツコの知らない世界」や
BS日テレ 「あの子は漫画を読まない。」などの番組を担当しています。

■ディレクターという仕事

「ディレクター」は、番組制作における要。
現場を仕切る責任者であり、企画・台本・編集といった
番組を構成する全てについて 舵をとる演出家でもあります。

加地○三さんや佐○間宣行さん、藤井健○郎さん…などなど
人気番組 演出家の名前なら皆さんも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

そんな、「番組」という 一国一城の主である 超有名演出家たち。

対して僕は・・・

まだまだ 足軽レベルのペーペーディレクターです。

ということで今回は、
このブログを読んでいる 放送業界を目指す就活生が求めている様な
テレビ業界の覇者による成功体験など書けるわけがないので、

日々現場で傷を負いながら学んだ「生き残るための最低限の処世術」を3つ書きたいと思います。

その① フットワークの軽さ

足軽ディレクターの最大の武器は、読んで字の如く「フットワークの軽さ」

「明日までに街ナカで面白い一般人を探してこい!」
「日没から日の出までを山頂で撮影してこい!」
「来週からコロンビアの炭鉱を取材してこい!」  などなど

主である演出家から言われたら、
「わかりました!」と二つ返事で
日本はもちろん海外まで、カメラと三脚を持って飛び回ります。

行ったことのない土地で「良いものが撮れるのか…」と不安もありますが
いざ行ってみると今まで経験したことの無い感動や出会いも数多くあります。

▼コロンビアの田舎町

その② 置きに行かない

VTRの編集や構成を演出にチャックしてもらう時は
めちゃくちゃ緊張します。

「これ面白いでしょ?」と自分が作ったものをダメ出しされた時の
落ち込みようと言ったら尋常じゃありません。

そんな時にやりがちなのは、「無難に置きに行く」こと。
しかし、足軽レベルの実力で「置きに行った」VTRで
手練の演出が満足するはずありません。

ここは、砕け散る覚悟で「面白さを狙って工夫」する。
そうすれば、
「VTRは面白くないけど、意気込みは認める!」
くらいの評価はもらえるはずです。

その③ 技術・美術スタッフに嫌われない

正直、これが一番大事だと思います。
「ディレクター」という仕事は、1人では何にも出来ません。
カメラのプロ、メイクのプロ、大道具のプロ、CG制作のプロ…
など様々な」プロの仕事人」に支えながら1つの番組が作り上げられます。

自分よりも経験・スキルが豊富な、
そんなのプロフェッショナルたちに
自分が撮りたいVTRのために協力してもらうためには、

・美味しいロケ弁を手配する
・ロケの段取りを上手に組む
・現場に来たカメラマンがやっている別番組のロケを
 めちゃくちゃベタ褒めする など

クリエイティブな作業とはまた違う、
コミュニケーション能力が必要です。

以上、ためになったかは分かりませんが
演出家になるためには誰しもが経験する
若手ディレクター時代に役立つ(?)処世術でした。

そして、このブログ記事を描いている今も
来週放送の作業で追われています。

協力してもらった出演者やスタッフ、先輩デイレクターのためにも
少しでも面白いものに出来るよう頑張っていますので
7月21日放送よる8時57分〜 「マツコの知らない世界」是非お楽しみに!

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