スケジューラーというお仕事

こんにちは、ドラマ映画制作1部の松﨑です。
今回はドラマ、映画のスケジューラーという役職について
お話したいと思います。

ドラマのエンドロールなどで〝スケジュール〟という肩書のスタッフを
見たことがあるかも知れないですが、これです。

読んで字の如く、撮影スケジュールを立てる仕事です。

スケジューラーは助監督と同じ演出部に属しています。
私は最近では弊社で制作協力をしました現在放映中のテレビ東京「ただ離婚してないだけ」
にスケジューラーとして携わりました。


https://www.tv-tokyo.co.jp/tadarikon/

通常単発ドラマや映画ではチーフ助監督がスケジュールを兼任しますが、
連続ドラマでは撮影しながら先々のスケジュールを立てていく必要がある為、
スケジューラーという独立した役職が立つ場合が多いです。

撮影現場の設計士

脚本は作品の設計図と良く言われますが、
スケジュールは撮影現場の設計図だと考えております。

スケジュールの組み方

ではその設計図をどのように書いていくか説明します。
まずプロデューサーから最初に「今回は〇〇日間でスケジュール切って」と
注文があります。予算的日数というやつです。
だいたい「えっ、その日数で?」という辛い日数を提示される場合が多いです(笑)

この日数を基準に、以下の縛りや条件を考慮してスケジュールを組んでいきます。

・役者のスケジュールのてっぱり(当然売れっ子の俳優ほどキツくなります)
・撮影現場の使用条件(曜日・時間指定 等)
・天候
・シーンのデイナイト設定

細かく上げるともっとあるのですが、大まかにはこんなところです。
結構パズルです(笑)

一番大事なことは〝モチベーションコントロール〟

いきなり核となるシーンからではなく、なるべくその役の人と成りが作られていくシーンから
撮影出来るようにするとか、因縁の役同士が撮影序盤でなるべく直接合わないように
するとか……
俳優・監督が芝居と演出がし易いように考慮します。

また俳優・スタッフも人間です。
連日早朝から深夜までの撮影では、気が滅入ってしまうので、
早く終わる日も作りつつ、夜遅くまで撮影する日は次の日は撮休にするなど、
みんなのテンションが下がらないような気配りが必要です。
これがスケジューラーが演出部に属している理由だと思います。

色々頭を悩ませないとならない仕事ですが、何事もなく上手くスケジュールがはまって、
良い作品が出来たときは大きな達成感を得られます。

以上、スケジューラーのお仕事紹介でした。

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